焼き物のご使用にあたって

風流を楽しむためには、細やかな気づかいが必要です。

焼き物をお使いいただくにあたって、次のような点をお心がけください。

 

●釉に小さなヒビ(貫入)のある陶器類は、使用する前に綺麗な水に2~3分つけていただきますと、茶渋やたべものの汁が入りにくくなります。長い間ご使用にならない場合は、収納される前によく乾燥させるようにしてください。

●金や銀で絵付けされた器は、電子レンジに入れないようにしてください。

●交趾釉(低火度で焼かれた色の美しい釉)は、普通香炉や儀式用の器に良く使われるものですが、食器に使われている場合は、酸に弱いので、酸性のたべものを直接入れたり置いたりしないようにご注意ください。変色・退色の原因になることがあります。